Categories: 延岡の百物語

其の十五 「ピョンマ」

これは岡富中学校時代に代々受け継がれた話です(1965生まれ)
     
岡中の正門の反対側に堤防があります。通称:岡中堤防と言いますが
    
そこを夜自転車で通る時に・・・
    
自転車の荷台が急に(ああ、私自身寒気が)重くなってくることがあります・・・
     
後ろに誰か乗ったような
     
しかし、後ろを振り向いても誰もいません・・・
     
おかしいな、と思いながらペダルを漕いでいると
    
また、ぐいーんと重くなって・・・
     
振り向くとピョンマと呼ばれる化け物がいるのです
     
ピョンマは耳が尖って長く、口が頬まで裂けている・・・
      
(ちょうど口裂け女がはやった頃です・・・ちなみに私は松井会館の前で小学4年ぐらいの時に友達と3人で口裂け女を見ました。自転車に乗って後ろにかわいい子供を乗せていました・・・しかし、そのときの友達は覚えてないといいます)
        
そんな話をよくきりこという女の子がしていました
    
でも、25年も前の話なのでちょっとうろ覚えなのです・・・

きりこも千葉かどっかにいるらしくて、きりこに聴いても 果たして憶えているかどうか・・・

のべおかん

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のべおかん