竹谷神社は宮崎県延岡市北部の大峡地区にあり、可愛岳と長尾山に挟まれた谷間の奥深くに鎮座しています。江戸時代、明和8年(1771年)に創建され、天照大御神の孫であり、神武天皇の祖父であるニニギノミコトを祀っています。
竹谷には、病にかかったニニギノミコトがこの地で休息し病が治ったという伝承があり、神社創建の由緒は次のように伝えられています。大峡村の長右エ門(実在の人物)という農民が長い間病気に苦しんでいたところ、夢の中で白髪の翁がある場所を示し、「そこにある六尺ほどの大石を立て祈願すれば、病はたちまち平癒しよう」とお告げをうけた。夢から覚めた夜明け、暑げの場所に行き一つの大石に手を触れると石は自ら立ち上がり、長右エ門の病気は全快した。この話を聞いて、里の人達はニニギノミコトの力が宿るこの神石の上にお官をたて御神体として大切に守りはじめました。この事から「病気を治してくれる神様」として、延岡藩主や遠方からも参詣する人が絶えず大変な賑わいで、参道は桜並木でお店もたくさん出ていました。また、戦時中は健康長寿と子夫の無事生還を祈り多くの人がお参りしており、250年の間多くの人達の心を癒してきました。現在では、病気平癒のほか、必勝祈願、合格祈願のご利益があると、学生やスポーツ選手なども参拝にきます。
なお、御神体は約2mの立石で神社周りの巨石は、大正4年に考古学者の鳥井龍蔵博士が現地調査により、先史時代の古代人の巨石遺構のメンヒル(立石)であると報告されており、北極星とも関連があるそうです。
目次
【竹谷神社写真】
◎神楽写真
◎建物写真
◎周辺写真
◎竹谷神社の御朱印写真
◎竹谷神社その他の写真
【竹谷神社動画】
【竹谷神社レポート】
【竹谷神社竜巻被害について】
2019年9月22日に宮崎県延岡市を襲った竜巻により、竹谷神社本殿が被害を受けました。建設に向け取り組んではいますが、人口減少・高齢化の為、地区住民の協力だけでは再建が進まず、約2年半たった今も本殿の屋根はシートで覆われた状態です。現在のままでは、本殿が倒壊する可能性があるため修繕が必要です。
【竹谷神社駐車場情報】
神社の下の駐車場はデコボコしてて狭いため
慣れてる地元の人優先がいいとおもいますので、
神社の50m手前に車10台位とめれるスペースがありますのでそちらの利用でお願いします。
動画のとおり
竹谷神社は10号線から
大峡町に入り延岡学園や
オートドリーム可愛を通り過ぎて道なりにまっすぐのつきあたりにあります。駐車スペースは道沿い途中右側にあります。
写真は神社からくだりなので左側になっていますが車が止まっているところになります。
【竹谷神社備考】
【竹谷神社情報】
・大峡町神楽保存会公式アカウント/ https://www.instagram.com/ookai_kagura/
・大峡神楽 デジタルアート神楽/ https://www.youtube.com/@digital.art.kagura
住所/ 〒882-0001 宮崎県延岡市大峡町7967
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